間違った靴を履いていると痛みが消えない!?足部の異常と靴の関係性について

まず初めに、、

 

昨今の靴、インソール業界は物凄い進歩を遂げていて多様な足部の異常に対応している商品も多数あります。

 

その中で、ご自身の足の異常と靴の特性がマッチしているかを意識していただくことはとても重要なことです。

同じシンスプリントや足底筋膜炎の患者様でも、「扁平足」で炎症が起きている方と「ハイアーチ」による筋肉の機能不全の方とでは、サポートしたい方向は変わってきます。

 

 

もし、ハイアーチの方に扁平足の方用の靴やインソールを履かせてしまったらどうなるでしょうか。

 

 

アーチが落ち込むことがなくなってしまい、いつまでも症状が改善されません。

扁平足の方にさらにかかとが厚い靴を履かせてしまったら扁平を助長する働きになってしまいます。

 

それぞれの足部に適した靴やインソールを履きましょう。

 

まずはご自身の足が扁平足(回内足)なのかハイアーチ(回外足)なのかをチェックしてみましょう。

「回内足について」

当院のブログ「https://totsuka-kobayashiseikotsuin.net/symptoms/kainaisoku-3253/」

「回外足について」

当院のブログ:「https://totsuka-kobayashiseikotsuin.net/symptoms/kaigaisoku/」

 

 

 

扁平足の方に必要な靴、インソールとは

 

扁平足の方に必要なサポートは、内側縦アーチ(土踏まず)を上げてあげることです。

内側に山ができているようなものを選びましょう。

衝撃を吸収する能力は十分に持っていますのでクッション性はそこまで重要ではありません。

 

ハイアーチ、凹足の方に必要な靴、インソールとは

 

ハイアーチの方は、内側縦アーチ(土踏まず)が降下することが必要なので、内側に山は必要ありません。

その代わり衝撃を吸収する作用が欠けていますので、クッション性のものを選びましょう。

特にかかとが少し高くなっているものを選びましょう。

 

最後に、、

 

どのような脚にも共通して気をつけなければならないことがあります。

靴のサイズは紐で調節できるものをなるべく選ぶことです。

ぴったりで履くのがベストです。

痛みを伴う患者様で幅が広いほうが楽だからとどんどん幅が広くなってしまう方がおられます。

変形もどんどんついてしまいますし、症状が悪化するだけです。

メーカーによってサイズ感覚も違いますので、必ず試着をしてみてしっかりフィットするかなども確かめましょう。

戸塚小林整骨院