足部アーチの要。舟状骨とは。

今回のテーマは足の内側アーチの要「舟状骨」です!

私たちは足部のアーチのを評価する上で舟状骨の位置や動きを非常に重宝します。

私の足は「扁平足」なの?「凹足」なの?舟状骨をしっかりと理解できれば足の形がものすごくわかりやすくなります。

少しマニアックになってしまいますが是非ご覧ください!

 

今回のテーマ 〜足部アーチの要「舟状骨」

 

舟状骨ってどんな骨?

 

なぜ舟状骨が重要なのか?

 

当院が行う舟状骨へのアプローチ

 

・舟状骨ってどんな骨?

 

舟状骨は足の内側にあります。

少し出っ張っているので触るとボコっとなっています。

この骨が足の内側のアーチの真ん中の位置になりアーチ形成に深く関わります。

大きさはそこまでないのですが重要な骨です。

 

 

・なぜ舟状骨が重要なのか

 

まずは位置です。

先述したように舟状骨はアーチの中央にあります。

舟状骨が下に落ちてしまうと扁平足になりますし、舟状骨が上に行きすぎるとハイアーチになってしまいます。

 

舟状骨

 

凹足

 

もう一つ重要視される理由は筋肉の付着部です。

舟状骨には三つ筋肉が付着します。

一つ一つが大きく作用も強いので影響を受けやすいのです。

だからこそ、舟状骨の動きで筋肉がしっかりと使えているのかの確認も可能です。

また、股関節の「内転筋」という筋肉も直接付着はしませんが大きく作用します。

これにより舟状骨の位置や動きでどのような歩き方をしていてるのか。

他に悪い癖があり、腰や膝が痛いかなどの判断材料にもなるのです。

舟状骨は奥が深いです。(笑)

 

・当院が行う舟状骨へのアプローチ

 

当院では舟状骨の位置や動きを重要視しています。

足の痛みの患者様はもちろん、腰の痛みや体の不調を感じる方の多くは体の軸のバランスがしっかりと取れていない方が多いです。

私たちはそのような方の足を確認します。

その際に舟状骨は重要視されます。

舟状骨自体を直接触り動きを出すこともしますし、舟状骨を動かす筋肉をしっかりと機能させることも行います。

ある程度の可動性を獲得できたら、テーピングにて固定をさせていただき正しい位置で維持できるようにします。

一度や二度で完璧に修復することは難しいですが、テーピングをしながらセルフケアを行うことで改善させることは可能です。

 

 

 

 

戸塚小林整骨院