今回のテーマは足部の重要な骨「立方骨」です。
足部の骨シリーズもこれで三つ目ですね。
筋肉のつかない骨「距骨」
アーチの要「舟状骨」
そして今回が足部の評価に重要な立方骨です。
今回もマニアックな内容になりますが是非ご覧ください。
・立方骨とは
・なぜ立方骨が重要なのか
・当院が行う立方骨へのアプローチ |
・立方骨とは
足の中央で一番外側にある骨です。
人によっては出っ張ってしまっている人もいます。
舟状骨と横並びのような位置にありショパール関節を構成する骨にもなります。
この立方骨がしっかりと動かないと足のバランスが保てません。
歩くたびに浮き沈みがなければならないのですが、沈みっぱなしや逆に落ち込まないなどの症状が多くあります。
この骨自体を動かすことは難しいのですが、他の組織に影響されすい骨というのが特徴です。
・なぜ立方骨が重要視されるのか。
立方骨は外側アーチの中央にある骨です。
立方骨の向きにより外側アーチの形成は大きく左右されます。
もう一つは腓骨筋群が付着することです。
足部を回外(外返し)する筋肉である腓骨筋群は過度な凹足(ハイアーチ)を防ぎます。
立方骨を持ち上げてくれるのです。
本来人間の歩行は、足部が右側、左側と重心軸を変えながら推進力を生み出します。
立方骨は浮き沈みしなければなりません。
これができない人は過度に落ち込んでしまい外側へ出っ張ってしまいます。
内側では舟状骨が重要なように、外側では立方骨がその役割を担っているのですね。
・当院が行う立方骨へのアプローチ
立方骨の可動性の獲得を目指します。
動きやすくしてあげると言うことです。
筋肉の機能不全があれば手技にて改善し、骨矯正などで動きやすい位置に戻します。
足の筋肉だけでなく、膝や股関節の筋肉も立方骨の動きには作用します。
患者様一人一人,原因はことなりますので、しっかりと見極めて施術させていただきます。
ある程度の動きが獲得できても日頃の歩行の癖はなかなか取れません。
足部テープにて立方骨のサポートをさせていただき、管理していきます。
一度や二度では完璧には戻りませんが繰り返し覚えさせていく間に動きが出てきます。
お電話ありがとうございます、
戸塚小林整骨院でございます。