今回は足底筋膜炎の方の原因について紹介いたします。
足部の原因については、症状改善ページでも紹介していますのでそちらをご覧ください。
この記事では足部以外の原因として考えられるものをご紹介いたします。
もし該当した方は、アプローチを変えてみる事で症状の改善が早まるかもしれません。
是非ご覧ください。
足底筋膜炎の痛みの原因
・足根管症候群
・坐骨神経を含めた自律神経の乱れ
・ふくらはぎやハムストリングの硬さから来る筋膜の繋がり |
・足根管症候群
足底筋膜炎と似たような症状で足根管症候群というものがあります。
足根管という場所で足の裏の神経が絞扼されてしまう症状です。
足根管症候群を詳しく紹介している記事がありますのでこちらをご覧ください。
https://totsuka-kobayashiseikotsuin.net/wp-admin/post.php?post=3267&action=edit
足底筋膜炎は足底筋膜の付着部で炎症が起きやすいです。
かかとであったり、指の下であったりが痛みます。
足根管症候群では足全体が痺れたり、かかとが痛んだりと少し痛みの範囲や感じ方が異なります。
じっとしていても痛みが続いたり痺れる場合は足根管症候群の疑いも視野に入れましょう。
・坐骨神経を含めた自律神経の乱れ
足根管症候群と症状は似ているのですが、神経の絞扼される部分がもっと上位の部分になります。
足先の神経の場合は腰から神経が出ます。
足の痛みと関わるとすれば、腰の下の部分の硬さであったりハムストリングスやふくらはぎの硬さのせいで現れたりもします。
「自律神経」というのは精神的な要素が大きいです。
ストレスであったり内臓器の疾患をお持ちの方は自律神経が過敏になってしまい、少しの痛みも強く感じてしまう事があります。
それ自体が痛みの原因というより少しの痛みなのに感じ過ぎてしまうというケースが多いです。
この自立神経の乱れは、痛みが長引く方に多いです。
なかなか痛みが引かない方は自律神経に対してアプローチを行う事で痛みが減少するケースもあります。
・ふくらはぎやハムストリングスの硬さから来る筋膜の繋がり
腰から足にかけて裏全体が硬い人などは足底筋膜炎を引き起こしやすいです。
前屈や長座体前屈が苦手な方などです。
足底筋膜はかかとの骨につくのですが、足全体の筋膜も最後はかかとにつきます。
このかかとの部分で膜を介して繋がっているとされています。
つまり、ふくらはぎやハムストリングスの硬さがそのまま足底筋膜に硬さにつながるのです。
その他にも膝や股関節が硬い事で足底筋膜が過剰に負担を強いられるという可能性もあります。
足の後ろ側の硬さと足底筋膜は強く結びつきますので確認してみてください。
お電話ありがとうございます、
戸塚小林整骨院でございます。