今回は母趾の付け根に着目して様々なことを説明させていただきます。
皆様はこのような症状にお悩みですか??
・母趾の付け根が赤く腫れている。
・大きなタコができてしまっている。 ・外反母趾みたいに変形してしまっている。 ・親指がうまく使えていない。 |
上記に該当された方は母趾の使い方に問題があります。
母趾の使い方は第一中足骨と言う骨の向きによって変わります。
第一中足骨 (だいいちちゅうそくこつ)
第一中足骨の傾きに関わる筋肉として前脛骨筋(ぜんけいこつきん)と長腓骨筋(ちょうひこつきん)があります。
この二つの筋肉がしっかり連動することで母趾の向きが正常に保たれます。
母趾の付け根にタコができてしまう方はこの筋肉のバランスが保たれていません。
母趾の下側にタコができる方は長腓骨筋の牽引が強く第一中足骨が回内しています。
歩くたびに回内が入るので母趾の外側の下が擦れます。
母趾の上側にタコができる方は前脛骨筋の牽引が強く第一中足骨は回外します。
回外が強いと母趾の外上側が靴などに擦れます。
母趾の背屈
原因として母趾の背屈ができない方がおられます。
地面を蹴る際に、母趾が背屈することで足は真っ直ぐ蹴ることが可能です。
しかし、母趾の背屈ができない方は母趾を横にスライド(アブダクトリーツイスト)させて歩きます
これにより母趾は常に擦るような形になります。これもタコのできる原因になります。
対処方法
1、痛みがある場合
痛みを伴う場合はまずは当院にご相談ください。
固定や足部矯正などをしてまずは負担のない時間を作る事が必要になります。
炎症期が長くなるほど治療期間も長くなってしまいます。
2、痛みがなく軽度な場合
足部の機能を正しく使えるようにテーピング矯正などをさせていただきます。
機能が悪いまま歩いてしまうと、変形がより強くついてしまいます。
是非ご自身の歩き方やタコのできる位置を確認してみてください。
気になる方はご相談ください。
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