正しい姿勢を目指している方へ。 内転筋の重要性。

今回は太腿の内側の筋肉「内転筋」について詳しくご紹介いたします。

 

膝が痛い方や腰が痛い方など様々な疾患を見させていただきますが、多くの方に見受けられるのが「内転筋の機能不全」です。

 

内転筋って何?

どんな筋肉なの?

今回は股関節内転筋に特化してご紹介いたします!

 

今回のテーマ〜股関節内転筋〜

 

・股関節の内転筋って何?

 

・内転筋が機能不全になるとどうなるか。

 

・内転筋を強くする方法とは

 

・股関節の内転筋って何?

 

恥骨という骨から始まり太腿の内側に付く筋肉になります。

内転筋というのはいくつもあり、それらを含めて内転筋群と言います。

基本的には足を内側に維持する内転という動きに働きます。

普段意識して使うことは少ないのですが、「歩いたり」「立つ」上でとても重要な筋肉になります。

片足立ちになってみてふらついてしまう方などは内転筋をうまく使えてない事がわかります。

 

・内転筋が機能不全になるとどうなるか。

 

内転筋が使えなくなると足を内側に踏み込む事が難しくなります。

人間は歩行していく上で足を内側に入れる動作があります。

これができないと、外側の筋肉を使い過ぎたり膝に負担が来たりと悪条件が増えます

この部分には神経も通るので外反母趾の痛みであったり足の内側の痛みも出てしまうのです。

 

片足立ちをしてみてください。

ふらつかずに立てますか?

ふらついてしまったり外側に偏ってしまう場合は内転筋の機能不全が疑われます。

 

足の内側のアーチがしっかりと落ち込んでいますか?

内転筋がしっかりと使えていると内側に落とし込む事ができます。

 

 

・内転筋を使わせる方法

 

まずは伸ばしてみましょう。

硬くなってしまって機能不全になっている場合は伸ばす事が重要になります。

開脚運動を行なって欲しいのですが、ここで重要なのが足の向きです。

開脚運動をする際に足が勝手に外側か内側に向いてしまう人がいます。

これは極端な股関節の回旋が伴っている状態になります。

それと反対方向に向けてあげる事でよりストレッチをかける事が可能になります。

 

内転筋を摘んだ状態で膝の曲げ伸ばしを行いましょう。

筋肉の伸張性を生ませてあげる事が必要です。

10回ほどを目安に痛みのない範囲で行ってください。

 

当院ではこの「内転筋」に注目して様々な施術を行うケースが多いです。

そのくらい内転筋は体を健康に保つ上で重要になります。

皆様も是非、覚えて頂いて痛みの改善につなげていただければなと思います。

 

 

 

 

 

戸塚小林整骨院