ご自身で行える重傷度チェック  〜変形性膝関節症〜

今回は変形性膝関節症の方がご自身で行える重傷度チェックについてご紹介いたします。

 

軽度の痛みや変形でお悩みの方、若いうちから予防をしたいという方も是非ご覧ください。

 

・変形性膝関節症の重傷度チェック項目

 

・痛みの出方、強さ

 

・運動制限の出方

 

・痛みの出方、強さ

 

当院に来られる方で多くの方が言われるのは、『階段の上り下りで痛みが出る』  『正座をする事ができなくなってしまった』などがあります。

 

痛みがあれば医療機関へ行こう、となると思います。しかし、痛みが軽度だと放っておいてしまうことも多いと思います。

そのような軽度な方の痛みの種類について紹介いたします。

 

圧痛点3つ

 

・お皿の真下

 

この部分に脂肪体という膝が動くために必要な組織があります。

変形性膝関節症の方は、膝の捻れや負担の増加により半月板がうまく動かなくなってしまいます。

これにより脂肪体は硬くなります。

繊維化した脂肪体は疼痛が強いです。

お皿の下あたりを押したまま膝を曲げ伸ばししてみてください。

特に伸ばす時に痛みがある方は脂肪体の繊維化によって痛みが出てしまっています。

損傷度としては序盤に起こりやすいので、早期の復帰が見込まれます。

 

・膝の内側

 

膝の内側には靭帯がつきます。

この靭帯は筋肉と半月板とを強く結合させます。

つまり筋肉の硬さと半月板の炎症は関係性が強いんです。

膝の内側の筋肉が硬いと感じる方、または押して痛みなどがある方は損傷度が高いです。

 

・膝の裏

 

ここにも重要な筋肉が存在します。

膝窩筋(しつかきん)という筋肉が膝の裏には付着します。

 

 

 

この筋肉は先ほど話した内側の筋肉(半膜様筋)や半月板組織などとの関係性が強くこの筋肉が硬いと膝の曲げ伸ばしが難しくなります。

 

膝の裏に入れながら膝を屈伸してみてください。

これだけで痛みが出てしまう場合は膝の裏の組織が硬いということになります。

確認してみてください。

 

・運動制限

 

曲げ伸ばしができるかということになります。

痛みがなくても屈伸ができない場合、膝への負担が強くなってしまい半月板などの組織が壊れやすくなります。

 

チェック方法

 

伸ばせるかのチェック

 

何かに座った状態で足を前に出してみてください。

なるべく平行にしてください。

この時に膝が浮いてしまう方、または左右で比較してどちらかの方が膝が高い方。

この時点で膝には運動制限が出ていることになります。

 

曲げれるかのチェック

 

正座をすると痛いという方がおられますが、このような方等も膝を曲げきれないという症状になります。

ご自身で膝を抱え込んでみてください。

かかとが膝につきますか?

膝に痛みがなくとも周辺の組織のせいで曲げれないということになります。

それらの運動制限の因子がある状態で過ごしていると膝の組織が破壊されてしまいます。

 

 

まとめ

 

変形性膝関節症ではいきなり半月板がなくなったり歩けなくなるということはほぼあり得ません。

必ず予備兆候違和感など軽度の症状が現れます。

痛みがなくてもちょっとした違和感が確認できたら一度医療機関で受診してみましょう。

気づきが遅くなるほど改善するにも時間がかかってしまいます。

気になる方は無料相談も受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。

 

今のうちに予防しておきたい!

という方に下記のURLにセルフケアを説明していますのでこちらも確認してみてください。

https://totsuka-kobayashiseikotsuin.net/symptoms/hennkeiseihizakannsetusyou-2661/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戸塚小林整骨院