今回は慢性的な足首の痛みの代表『フットボールアングル』についてご紹介いたします。
スポーツをされていて足首の不安定感にお困りの方や慢性的な足首の痛みにお困りの方、予防されたい方は是非ご覧ください。
フットボールアングルについて
・フットボールアングルって何?
・原因とは
・当院での施術内容・予防方法 |
・フットボールアングルって何?
フットボールアングルとは何度も何度も繰り返し激しい運動が足首にかかることで骨組織を痛めてしまったり、軟部組織を痛めてしまう症状です。
特にサッカーをされている人に多いのでこの名前がついていますが、他の競技者でも起こりうる傷病です。
足首の底背屈や内外反を繰り返すことで骨同士がぶつかってしまい骨棘ができてしまうケースもあります。
軟部組織の場合、度重なる衝撃により靭帯組織が伸ばされてしまい骨同士のぶつかりなどに影響します。
サッカーでは直接ボールがぶつかるため悩む方も多いと言えるでしょう。
骨棘や重度の損傷になる前に予防していく事が必要になります。
軽い捻挫でもしっかりと医療機関で診てもらうようにしたり、毎回の練習でのケアが重要になります。
・原因とは
足首が硬かったり運動に制限がある状態の方は、衝撃を吸収する力が弱いため損傷する確率が高くなります。
衝撃を吸収する柔軟性が重要になります。
足首の可動性を確認してみましょう。
次はかかとの向きです。
回外足という捻挫しやすい方向にかかとが向いてしまっている方は軽度の捻挫を繰り返してしまうため靭帯組織が緩んでしまいます。
内側アーチがしっかり沈んでいるか確認してみましょう。
軽度の捻挫を放っておいていませんか?
サッカーなどスポーツ競技をしていれば一度は捻挫を経験するかと思われます。
その際にしっかりと固定などを施さないと痛みが消失しても靭帯組織などは完全に修復しない状態の事が多いです。
軽度の捻挫でも甘くいてはいけません。
・当院での施術内容・予防方法
当院では損傷度にもよりますが、痛みがある場合はまずは安静度を高めます。固定や運動量の制限をさせて患部の回復を促します。
痛みが軽度の場合は、運動療法にて弱くなってしまった組織を回復させていきます。
一度伸びてしまった靭帯はなかなか元の状態には戻りません。そこで必要なのが筋肉です。
安定性を高めるために必要な筋肉をつけ、硬くなってしまった組織のリリースなどを施し再発率の防止に努めます。
予防方法は筋トレとストレッチです。
足首の動きを邪魔している硬い組織を伸ばす必要があります。
筋トレに関しても弱い筋肉を重点的に強化する必要があります。
当院ではセルフで行うケア方法もアドバイスさせていただいております。
まずは専門の医療機関で今の状態をしっかりと把握してご自身に必要なケアを行なっていくのが良いかと思われます。
お電話ありがとうございます、
戸塚小林整骨院でございます。