今回はオスグッドの症状でお困りの方、
ご自身がオスグッドなのかを確認したい方などにオススメの鑑別方法や重傷度をご紹介いたします。
医療機関へ行こうか迷っている方などは是非参考にしてみてください。
オスグッドのチェック項目
・年齢、スポーツ歴
・膝の形状
・痛みの種類 |
・年齢、スポーツ歴
オスグッドは成長期に起こる膝の骨端症です。
まだ形成されていない骨組織が、筋肉の牽引により引っ張られてしまいます。
成長期と言われる12〜16歳くらいの激しいスポーツをしている男の子に起こりやすいです。
上記に該当していて、膝の前側に痛みがあるようでしたらオスグッドの可能性が非常に高まりますので医療機関へご相談ください。
・膝の形状
同じような練習量なのになぜオスグッドになる子供とならない子供がいるのか。
それは膝の形状に理由があります。
骨組織が牽引されて痛みが出てしまうのですが、一番牽引されてしまうのが脛骨の過外旋です。
膝のお皿に対して、すねの骨が外側にむき過ぎてしまっている状態を言います。
チェック方法
座っている状態で膝を伸ばしてみてください。
お皿の右側とすねの真ん中が一直線になる場合は過外旋です。
痛みがある場合は早急な対応が必要です。
痛みがなくても過外旋の場合は膝を悪くするケースが非常に多いです。
医療機関へ相談するようにしましょう。
・痛みの種類
スポーツをしている際に痛みがある場合はわかりやすいのですが、軽度だとなかなか痛みも少なく放っておいてしまう事が多いです。
そのような方のチェック法があります。
1、体育座りのような格好をしていただき膝をしっかりと曲げ切ってください。
すねの前に痛みがある場合は炎症があります。
2、すねの前を押してみてください。これだけでも炎症があると痛みを誘発します。
最後に。
成長期のお子様方は痛みを我慢してしまうケースが多いです。試合に出れなくなってしまうなどの不安もあるかと思われますが、当院ではなるべく患者様自身の意見を尊重する事に力を入れています。
どうしても次の日の試合に出なきゃ行けない患者様もいられます。
そのような場合にはスポーツが行えるギリギリの固定をさせていただいたり、可能な範囲での施術をさせていただきます。
気になる方は一度ご相談ください。
お電話ありがとうございます、
戸塚小林整骨院でございます。