今回は「野球肘」でお悩みの方がご自宅でも行えるセルフケアをご紹介いたします。
肘の痛みに対してどこを触ればいいのか?
おうちではどのようにして過ごせばいいのいかなどをお伝えできればと思います。
野球肘で悩む方はもちろん、お子様の野球活動をサポートされている親御様などにもぜひ見て頂きたい内容となっております。
ぜひご覧ください!
野球肘の方に行って欲しい「セルフケア」
・炎症の原因となる筋膜のリリース
・肘に近い関節の柔軟性を獲得する |
・炎症の原因となる筋膜のリリース
特に多い肘の内側に痛みの場合、前腕と上腕(肘より下の筋肉、肘より上の筋肉)に硬くなってしまっている筋肉が存在します。
前腕の筋肉は手の平側になります。
これらの筋肉は指や肘を曲げる筋肉で全て肘の内側に付きます。
もう一つ、上腕の筋肉は肘の裏側の筋肉が内側につきます。上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)という筋肉です。
これらの筋肉をリリースする事が重要になります!
前腕の筋膜リリース:手を上に返して、手のひら側の膜を伸ばしていきます。
肘を少しずつ伸ばしながら行うと効率よく伸びます。
上腕の筋膜リリース:手を肩につけるように肘を曲げます。
この状態で肘を上げていくと上腕が伸ばされていきます。
リリースする際の注意点。
ゆっくりと長く伸張していきましょう。20秒以上は行います。
強い伸張刺激もよくありません。程よく膜が伸びる程度で大丈夫です。
・肘に近い関節の柔軟性を高める。
肘の痛みと関係性の強い関節として「手首・肩甲骨」が挙げられます。
手首
手首を上下に動かしてみましょう。
すごく張ってしまう方向があるはずです。
その方向は制限がかかっているということになります。
制限の強い方向に伸張刺激を入れ続けましょう。
肩甲骨
手と手を背中で上下で組んでみてください。
組みづらい方の動きが制限されてますので柔軟性を高める必要があります。
肩甲骨の外側が硬くなってしまいますのでこの筋肉をリリースする必要があります。
肋骨から肩甲骨にかけて斜めに沿うようにさすってあげましょう。
徐々にリリースがかかり肩甲骨の動きが解除されていきます。
お電話ありがとうございます、
戸塚小林整骨院でございます。