今回は「腰椎分離症」の方がご自身で行えるセルフケアをご紹介いたします。
腰椎分離症と診断された際には安静にしましょうと言われる事が多いと思います。
ただ休むだけではなく腰椎を安静にしながら他の関節は動かす事が重要になります。
前屈姿勢の多いスポーツをされているお子様などは予防にもなりますのでぜひご覧ください。
腰椎分離症の方が行えるセルフケア
・背骨を後ろに反らす運動
・股関節前面のリリース |
・背骨を後ろに反らす運動
腰椎分離症の発生原因は腰椎のそり過ぎです。
逆にいうと、胸椎(胸の背骨)や頸椎(首の背骨)が動かなすぎ。ということになります。
この意識を持っていただく事が非常に重要です。
腰は動きすぎてしまっているだけです。
〜脊柱の伸展方法〜
両手を頭の後ろに組んでいただいて脇を閉めます。
この状態で体を後ろに反っていきましょう。
グッグッと反動をつけながら行います。
※胸の背骨を反らすイメージを持ち、腰で反らないように注意しましょう。
〜回旋方法〜
野球の場合同じ方向へ回旋する事が多くなってしまいます。
逆回旋に体を捻ってみましょう!
例えば右投げで右打ちの場合は回旋が左捻りをたくさんします。
なので両手を頭の後ろで組んでいただいて体幹を右捻りをしましょう。
どちらもお風呂上がりに10回を1セットほど行ってください。
・股関節前面のリリース
腰が反ってしまう状態は股関節の前傾(前倒れ)を伴ってしまいます。
股関節の前の筋肉をリリースしておく必要があります。
〜やり方〜
右の膝をついた状態で左の足を前に出し膝を曲げます。
右の股関節を伸ばす様に左膝を前方へ突き出すように押していきましょう。
20秒ほどじっくり行ってみてください。逆も同じ様にする。
まとめ
腰が動きすぎてしまっているという認識をしっかり持ちましょう。
動かない他の関節を動かしていく事が重要です。
ぜひご自身の動きが悪い関節をリリースしていきましょう。
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戸塚小林整骨院でございます。