今回は「ぎっくり腰」の方がご自宅で行えるセルフケア方法をご紹介いたします。
痛くて何をしたら良いかわからない。
じっとしていた方がいいのか?
少し動かした方が良くなるのか?
初期対応や管理方法などをお伝えします!
1、楽な姿勢を獲得する
2、腰以外の関節を動かしていく
3、腰は”閉める” |
1、楽な姿勢を獲得する
ぎっくり腰の場合、腰の組織が急な炎症に襲われています。
しかし、どの組織がどの姿勢で伸ばされるかは患者様の普段の姿勢や痛めた姿勢により変わります。
”座っていて楽なのか”
”立っていて楽なのか”
”寝てしまうと痛いのか。”
など姿勢によって痛みの増減が起こります。
まずは痛みが出る姿勢と楽な姿勢を確認してみましょう。
痛みが出る姿勢は避けてください。
2、腰以外の関節を動かしていく
主に股関節と胸椎(せぼね)です。
腰の運動を加えてしまうと炎症をより強くする可能性がございます。
むしろ、「腰が動きすぎるくらい他の関節が動いていない」という状態です。
他の関節がしっかりと動く事で”代償作用”を獲得できます。 代償作用=他の筋肉が補ってくれること
痛みを分散できます。
太ももを前後左右に動かしてみてください。
痛みが軽減したり感じない動きをどんどんつけていってください。
胸椎も同様に前後左右に倒したり捻ってみる事で痛みの増減が確認できます。
痛みの軽減する動きを続けて行うようにしてみてください。
3、腰は閉める
腰は基本的に固定を施すのがベストです。
腰ベルトやコルセットなど市販のサイトでも売っています。
このような巻く物を痛みの強い高さで巻いてあげてください。
動きを制限することで組織は修復していきます。
この修復過程が大事なのです。
まとめますと
・楽な姿勢で腰は動かさないようにする。
・腰以外の胸椎や股関節に動きを出していきながら歩ける状態を作っていきます。
・腰は固定をする。
動かす場所、動かしてはいけない場所をしっかりと把握してセルフケアを行なってみてください。
お電話ありがとうございます、
戸塚小林整骨院でございます。